前田製菓

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Pro Cyclist ERI YONAMINE

2023.02.03 FRI

スペイン

いつもの新年が始まりました

Hola! Feliz año nuevo

まずは遅くなりましたが
あけましておめでとうございます!

みなさんは、どのような年越しを過ごされましたか?
私は、スペインのバレンシアで2023年の新年を迎えました。
ここ何年も年越しは日本に滞在していないため、日本のお正月、特にお節やお雑煮といった日本ならではのお正月フードが羨ましいです。

なぜこの時期に私はスペインにいるのかというと、ここバレンシアは、12月、1月という冬の時期でも、朝晩は少し冷え込むものの日中は15~20℃+ という暑すぎず寒すぎずという自転車トレーニングにとても適した気候だからです。
ちなみに、この時期のオランダやヨーロッパは、寒くて天気が悪いというのが基本的な天候で、多くのプロ選手やチームが暖かい場所、トレーニング環境を求めて、スペインに長期滞在しています。

レースシーズンはまた1月頭から、私の場合は2月からが始まるので、それまでにシーズン中を走るためのベースとなる乗り込みをこの時期に行っています。

レースはなくとも、年末から新年のシーズンに向けたトレーニングが始まっているので、1月から何か新しくなるという感じもなく、スペインで迎える年越しは日本人の私にとっては職業的にも、変な感じです。

ちなみに、ヨーロッパでは、年越しよりもやはりクリスマスの方が大事な祝日で、各国で少しずつ違いはありますが、スペインでは、24日の夜と25日のお昼に、クリスマスディナーとランチをして家族と過ごすのが一般的だそうです。

そして、年越しは、日付が変わった瞬間に花火と爆竹がヨーロッパの定番です。

なぜかスペインでは、年越しのカウントダウンしながらブドウを食べるのが、お決まりらしく
スーパーでは、普段から売られているブドウが年末仕様にパッケージされて売られていました。
またちぎらないでいいように、缶詰タイプも売られていました😅

さらに、スペインは1月6日が、クリスマスからニューイヤーシーズンの最後の最後の祝日で、各地で町ごとにパレードが行われていました。
この日に子どもたちはクリスマスプレゼントをもらって、翌日から新学期が始まるそうです。

特にクリスマスやニューイヤーという世界的に同じ祝日ですが、国が変われば、ヨーロッパでも国によって過ごし方や伝統的な食べ物も違って、その場所その地域の伝統的なものや過ごし方を聞いたり、調べたり(今の時代、Googleで調べればなんでも知れるから本当便利です)、知るのが好きで、ついつい今回はスペインのことをたくさんお伝えしてしまいました。

私はというと、世の中は年末年始のホリデーシーズンな雰囲気ですが、トレーニングして、食べて、寝る。
レースシーズンインまでは、そんな淡々とした生活の繰り返しです。
だからこそ、トレーニングしやすい環境であるスペインに身をおいているという次第です。
こんな景色とこんな天気だったら、冬でも毎日いくらでも好きなだけ死ぬほど自転車に乗れますよ😉

WAY TO GO